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第3回 いなかとまちの文化祭

11月30日(日)
「第3回 いなかとまちの文化祭~こころを耕す暮らしのマルシェ~」が開催されました。
いなかをフィールドに活動する団体が豊田市駅前に出向き、豊かな山里の魅力をアピール。出店者はまちなか、旭、小原、稲武、下山、足助、そして長野県根羽村からも集まりました。

マルシェでは若手農家の新鮮無農薬野菜や加工品、鮎や猪、五平餅など山里ならではの味に加え、地元の食材を使った手作りのお弁当、温かいスープや豚汁、おいしいコーヒーに焼き菓子、手作り雑貨などなど、ぬくもりあふれるものたちが並びました。お客さんと出店者が楽しく会話している様子があちこちで見られ、和やかな雰囲気でした。

体験ブースも充実で、薪割り体験、豊田や根羽村のスギ・ヒノキを使ったクリスマス飾り、表札など木工品作りも大人気でした。お買い物や体験をしてシールを集めて参加する「地産地消わなげ」にもたくさんの人がチャレンジして、みなさん豊田産ねぎをゲットしてました。

そして、今回のメイン企画でもある、鈴木公平・前豊田市長と鈴木辰吉・おいでんさんそんセンター長による「山里の10年を振り返るシンポジウム」
合併時の前市長の思いや、おいでん・さんそんセンターを立ち上げた辰吉さんの思い。
田舎に住む人、街に住む人、街に住んで田舎に関わる人、いろんな暮らし方ができて、みんなで支えあう社会。
田舎と街の格差を埋めるのではなく、田舎を磨き上げる。
「いつかは田舎暮らしを未来のフツーに」を目指して、これからもおいでん・さんそんセンターは様々な課題に取り組んでいきます。
普段は聞けない貴重な対談に、みなさん耳を傾けていました。

ステージも盛りだくさんでした。旭で活動している山里合唱団こだま、ら・びーたの歌声に癒され、パフォーマンス書道、おなじみStar☆T野良着ファッションショーも。
旭の郷土芸能 杉本のお囃子と棒の手は、通りがかりの方も立ち止まって真剣に見入っていました。
くららの琉球民謡(松平)、葉根羽音(知多半島)、kaname(小原)、岡森フォレスターズ(岡崎森林組合)のライブでは、みなさん気持ちよく踊って楽しんでました。岡森のみなさんの林業トークも笑いありで盛り上がりました。出店者・出演者のみなさん、スタッフはじめお手伝いしてくださったみなさん、本当にお疲れ様でした。遊びに来てくださったみなさん、通りがかりで足を止めてくださったみなさん、ありがとうございました!

「いなかとまちの文化祭」は、まちの真ん中、駅前でやるからこそ、たまたま通りかかった人にも山村を意識してもらえる何かのきっかけになるかもしれない、というメリットがありますね。
きっかけは楽しい音楽やおいしいもの、おもしろい人だったり何でもいいと思います。一人でも多くの人が山里の魅力を感じていただけたなら、嬉しいと思います。
(中村)

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