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~ミライの職業訓練校 受講生成果発表会~仲間と共に「モヤモヤ」を進化

2016年03月31日


 2月21日(日)、地域スモールビジネス研究会が主催する「ミライの職業訓練校 受講生成果報告会」が、とよた市民活動センターで開催されました。
 ミライの職業訓練校は、27年度の豊田市事業『新☆豊田市誕生10周年プロジェクト 市民発!まちづくりシン展事業』として採択され、農山村で生きるために必要な技を学び、同時にクリエイティブな技能を身につけるモデル的職業訓練を試行する為に、「山里への移住を支援すること」「受講者のつながりの中で新しい働き方を作っていくこと」の2つを目的として、座学等の基礎コース、地域の師匠へインターンして学ぶ実践コースを設定し、農山村への移住希望者等20名を対象に学びの場を提供してきました。


 8月から10月に全6回行われた基礎コースでは、山里に移住した先輩たちの暮らし方を「住み開き」を通して学び、生き方、働き方、子育てを見て、体験して、お互いの考え方をシェアしながら暮らしのあり方を考えました。11月から1月に全4回行われた実践コースでは、参加者が大切にしたい生き方を実践するために必要なナリワイを、仲間と共に師匠を呼んで学び、インターンしながら生きる糧を身に付けました。


 2月21日(日)には、受講生成果報告会が行われました。受講生の林美恵子さん、鈴木悠太さんの報告内容をご紹介します。現在、豊田市外で障がい者福祉サービスの仕事をされているお二人は、市内の中山間地域に住む精神障がい者の方たちの「医療機関や福祉事業所に通うのが大変」、「福祉サービスが近くに少ない」、「身近に働く場所がない」といった現状を憂慮していました。それらの現状と、中山間地域の抱える「少子高齢化」、「耕作放棄地」などの課題を掛け合わせて何かできないだろうかという『モヤモヤ』を感じ、ミライの職業訓練校への入校を決めました。基礎コース、実践コースと進む中で、他の受講生、実際に中山間地に住む当事者、すでに事業所を運営している方などから様々な意見、考え方を聞く機会を得て、『モヤモヤ』から一歩抜け出すことができたそうです。お二人は2月に『豊田市中山間地域の精神障がい者の地域福祉を考える会』を発足し、3〜4月にかけて稲武、下山、足助、小原、旭の各地区で精神障がい者ご本人、ご家族がどんな生活を希望されているのかなどをざっくばらんにお話していただく会を開催されています。


他の受講生からも、受講することで一人なら悩みであるはずの「モヤモヤ」を、集まった仲間で分かち合い、新たな飛躍のヒントとして取り組んできた成果の発表がありました。
 「もともと何をやるのか?」「その先に何があるのか?」が解りにくい「ミライの職業訓練校」ですが、集まった受講生で「モヤモヤ」を共有し、仮説を転がし、自らが動いてみる事で、想定外の成果を導き出せた事が確認できました。
 もうすでに来年度の受講希望者が現れはじめ、28年度も実施して欲しいという要望が寄せられています。


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