7月11日(水)
国連地域開発センター(UNCRD)の仲介でタイ・バンコク都庁戦略評価局幹部・中堅職員のSDGs(※)推進研修をおいでん・さんそんセンターと「つくラッセル」(コンソーシアム代表㈱M-easy戸田友介)で受け入れました。

一行は7月1日に来日し、名古屋をベースに国(中部経産局)、県、大学など教育機関、企業、自治体の取組みを視察、成果をまとめて14日に帰国します。自治体は、名古屋市、豊根村、長野県飯田市、尾張旭市と巡り、最後が豊田市の「エコフルタウン」と「つくラッセル」の行程です。
タイ国では、2015年に国連でSDGs(持続可能な開発目標)が採択される以前から、故ポプミン前国王が提唱した「足るを知る経済」を理念とする持続可能な国づくりが進められてきたとのことです。バンコク都では、SDGsへの貢献度により予算配分がされるほど「地球1個分という解決」にこだわって政策がすすめられているようで、受け入れ側が教えられることの多い視察対応となりました。

センターや「つくラッセル」の取組みに大いに共感され、視察の締めくくりに相応しい研修になったようです。SDGsは、国境や文化の違いを超える共通言語であることを改めて認識することができました。(鈴木辰吉)
※世界の課題を遠い国の出来事と捉えず、途上国・先進国の別なく、共に解決を目指そうという国際的な目標
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