5月13日(土)
辻信一さんをゲスト講師に「ローカル・イズ・ビューティフル in 石徹白」と題して開催された「いとしろカレッジ公開講座」に参加する為に、久しぶりに石徹白を訪問しました。

昨年度も地域スモールビジネス研究会の“ミライの職業訓練校”で“いとしろカレッジ”と合同授業を開催して頂き、多くの学びを得ました。
互いに知見を共有し、持続可能な地域づくりに役立てたいとの思いで今回の公開講座にも参加させて頂きました。
京都大学こころの未来研究センターの広井良典氏の「グローバル化の終わりの始まり」の話に始まり、カール・ボランニーの「経済は社会の中に埋め込まれている」や、サティシュ・クマール、ヘレナ・ノーバーグ、E・F・シューマッハ、ミヒャエル・エンデの話題が次々と繰り広げられ、グローバリズムの弊害とローカリゼーションの考え方「ローカル・イズ・ビューティフル」が話されました。


いとしろカレッジやミライの職業訓練校に見る「地域に学ぶ」というスタイルは、文化人類学が専門の辻さんには馴染み深い手法で、インドのラダックに見た「幸福」や、グローバル化・経済至上主義の中で失ったモノ、まだ失われていないモノを問いかける講座でした。
(西田)