全域
2016.12.08

次世代育成部会が講演会『大人の都合と子どもの人権~小さくてもひとりの人間だから~』を開催しました。

12月4日(日)
おいでん・さんそんセンター次世代育成部会主催の講演会『大人の都合と子どもの人権~小さくてもひとりの人間だから~』を開催しました。
講師に豊田市子ども人権擁護委員の間宮静香弁護士を迎えて、参観者は一般の方が48名。次世代育成部会のスタッフ一同14名。
それに中学生・小学生も加えると70人以上の人が集まりました。
豊田市には「豊田市子ども条例」という素敵な条例があります。今回参加者に「読んだことのある人いますか?」の問いに、何人もの手が挙がりました。実はこの質問に手が挙がることは少ないのですが、関心の高い参加者が多かったようです。

間宮弁護士は少年事件を主に担当されている方で、その過程でたくさんの厳しい環境で育ってきた少年たちと関ってきています。居場所のない子どものシェルターの運営をされいます。挨拶代わりにいくつかのケースを紹介していただきました。
性的虐待、ネグレクト、親からの暴力など、それぞれ悲惨な育ちをしながらも、親と共に暮らすことを望む子ども達。
その中で何が一番良い支援なのか、頭を悩ませ、時には涙を流しながらサポートする大人たち。
虐待は子どもの人権をないがしろにされている実に悲惨なケースですが、それでなくても日々生活している中で私達は何を大切にしていけばいいのか、考えさせられるものでした。
愛された経験のある子どもは、愛のない状況になると反発して暴れるが、本当は幸せになりたいと思っている。だから自分でちゃんと戻ってこられる。でも、愛された経験がない子どもは、不幸な状況が辛いと思えない。こちらの方がとても深刻だ、という話が印象に残りました。

2部では少人数のグループになり「自分には何ができるか」を頭に置きながら、シェアタイムを取りました。
1部で間宮さんが自分たちの活動を紹介されたからでしょうか、誰かの問題ではなく「自分」の問題として、話が進んだようで本当に話が尽きないようでした。

講演が終わってからも、参加者が間宮さんを呼び止める姿がたくさんあり、とても貴重な機会だったのが窺えました。
このような機会をまた作っていきたいと思っています。
(次世代育成部会担当 小黒)