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まちなか
2014.02.01

こどもの遊びとこどもの居場所

2月1日
とよたプレーパークの会主催『こどもの遊びとこどもの居場所』へ参加しました。
ゲストは、とよたプレーパーク設立時にサポートいただいた、NPO法人ゆめ・まち・ネット(富士市)の渡部達也さん(たっちゃん)です。たっちゃんの運営する「だごっこパーク」での取り組みを紹介していただきました。

午前中は『子どもにとって遊びってナニ?~すべての子どもたちへ~』と題して、「だごっこパーク」に集まってくる子どもたちを4コマ風スライドショーで紹介いただきました。

昔の遊びは危険がいっぱいで今の子どもたちには、

A「あぶない」
K「きたない」
B「ばかばかしい」

らしい。

でもここではそんなことは全くなく、季節関係なく川へ飛び込む、木を切って機関車を作る、リヤカーに乗り合わせてイオンへ買い物、雨の日でも野外でドラム缶風呂、雨防止のシートを張って(なぜか)野外でカードゲームなど,
子どもたちが自分のやりたいことをやりたいようにやる姿は、とても生き生きとしていて、おもわずくすっとするようなほのぼのとしたもの。
子どもにとっての遊びって、大人から与えられるものではなく、子どもたち自身で考えてこそ楽しいものなんだと、忘れていた感覚を思い出した方も多かったのではないでしょうか。
親や世間からの評価ではなく、「児童期に重要なのは『遊び』以外にない」と、『子どもへのまなざし』の著者・佐々木正美先生も書いています。


午後は『子どもの居場所ってどんなトコロ?~思春期からおとなへ~』と題して、話をしていただきました。

平成24年の、
○中学校内暴力発生件数 32521校中42089件。
○中学いじめ認知件数 181231件。
○中学不登校生徒数 3589774人中94836人。(1年:21895人、2年:33716人、3年:39225人)
○高校生長期欠席数 3351367人中56292人(ただし、長期欠席による退学は含まれない)
○高校中退数 53937人
○中学校で教室に入れない生徒 198355人(適応指導教室や保健室登校など)
○就学援助支援中学生 10320000人中1550000人(約15%)
○児童虐待相談受理件数 66807件
○小中高自殺者数 336人(就学者以外も含めた未成年587人)


「学校」という場所は、担当教科や年度ごとに先生がどんどん変わっていく。そうすると、どうしてもまず子どもの「欠点」や「不得意」が目についてしまう。
でも、子どもたちが地域に受け入れられるためには、ずっと自分を見ていて「長所」や「得意」を理解し伸ばしてくれる人が必要になってくる。
一時だけの判断ではなく、長く一緒にいて理解し見守ってくれる大人がいてはじめて、子どもは自分の「居場所」を見つけることができるのではないでしょうか。

どんな場所が「居場所」になりえるか。今回、聴講者(大人)が思う自分の居場所に感じることをひとりひとり発言しました。「おちつく」「自分でいられる」「必要とされている」…子どもの求める「居場所」って、実は大人はもう分かっているものなのかもしれません。(安藤)