稲武
2023.02.11

2/11第3回稲武KAIKO学『シルクと共に~先人の知恵を未来へつなぐ~』

稲武KAIKO学とは

稲武がこの取り組みをはじめたのは、稲武の文化である「にぎたえ」の
担い手不足が課題となっていることからです。
「にぎたえ」とは、新天皇となった時初めて行う新嘗祭を別に「大嘗祭」といい、
その催事に使われるものです。
具体的には絹織物で、これは稲武から納めることが 決まっています。
他には、麻、米などもありますが、決まっているのは、絹と麻のみです。
蚕を育て、生糸をとり、布にすることは、簡単に継承できる内容ではなく、
担い手を育てる必要があります。
残念ながら布にする事は他でお任せしていますが、桑畑の管理、養蚕、糸取りの作業は
「いなぶまゆっこクラブ」がその継承を行っています。
ただ、この団体は高齢化により存続が危ぶまれる状況であり、
継続のための担い手不足を解消するためには、持続可能な仕組みも必要です。
現在は、古橋会が資金面も含めたサポートを中心的に行い、
養蚕製糸文化伝承実行委員会という組織と共に、
今後の可能性を模索中です。
その中で、蚕に関わる全国での取り組みを行っている方々を
講師としてお招きし、今後の可能性をさぐるKAIKO学が始まりました。
前回までの会で稲武で何ができそうか、見通しをたてることができました。
今回は、愛知県内で蚕を実際に育てなど、
新たに事業をスタートさせる会社の代表にお越しいただきお話を伺います。
蚕に興味がある方はもちろん、新規事業についてヒントの欲しい方、
各会社の取り組みに興味がある方なども、ご参加いただければと思います。  

テーマ

シルクと共に~先人の知恵を未来へつなぐ~

会場

稲武支所 2階多目的ホール
(〒441-2513 豊田市稲武町竹ノ下1-1)

期日

2023年2月11日㈯ 13:00~15:30 (会場13:00)

主催

稲武地区養蚕・製糸文化伝承事業実行委員会

問い合わせ/申し込み方法

□問い合わせ先:(実行委員会事務局)豊田市役所 稲武支所 地域振興担当 
担当:柄澤・後藤  電話 0565-82-2511

□申し込み方法:チラシの申し込み内容を記入しFAX(0565-82-3272)するか、
同様の内容を記載しメールにて申し込みください。
メールアドレス: inabu-shisho@city.toyota.aichi.jp

□申し込み期限: 2023年1月30日㈪まで

その他

入場無料 
定員:先着60名