2017.08.20

「セカンドスクール2017夏フリー版」の3プログラムが、開催されました。

8月7日(月)~9日(水)
 「セカンドスクール2017夏フリー版」が、稲武地区と旭地区2箇所の合計3箇所で開催されました。
※豊田市では子どもの農山村体験をセカンドスクールという形で実施しており、「フリー版」は、学校が休校日の日に希望する子どもたちが農山村体験を行う取組みとして、おいでん・さんそんセンターのセカンドスクール部会が開催しています。
詳しくはこちらをご覧ください。

 旭地区の福蔵寺で開催された「山っ子くらぶ」では、20人の子どもたちが参加し、台風接近にともない日程を変更しながらの開催となったものの、子どもたちが楽しみにしていた川遊び、森歩き、ナイトウォーク、ドラム缶風呂などが行われました。
 あっという間になくなるごはん、遊び方から話しあって決めて過ごす時間など、ひとりひとりが、のびのびしっかり考えて遊べた3日間が過ごせたようでした。
 班に付いて子どもたちとずっと一緒に過ごす山本さん(山っ子くらぶ代表)はじめ6人のスタッフの方、「生活部」といわれる全体のサポートを行う5人のスタッフの方、周辺に暮らされているご家族のみなさんも参加し、にぎやかに活動されている様子に、セカンドスクールは、子どもたちが「ほんものの体験」をする機会ばかりではなく、世代を超えて時を一緒に過ごすことで、ひとりひとりに得難い時間、機会となり、元気をもたらしているようにも感じました。





 また、旭地区の笹戸町で行われた「みんなでつくろう!ドミタウン」では、初日が台風の影響で中止になったものの、8、9日の班は14人が参加し、7、8日に予定していた11人の子どもたちも、9日に参加し、豊田高専の学生32人、教職員11人のスタッフの方と、普段では味わえない寮生活の体験と、里山を散策して集めた素材で下敷き作りやダンボールで組んだ椅子の製作などのものづくり体験を行われていました。
 真剣な表情で集中してつくっている様子は、ものづくりへの熱意の高さがうかがえました。
 多分野に渡る人との交流が、様々な可能性を生んでいるように感じました。(田中)