市外
2016.06.21

竹皮拾い研修ツアーを開催しました。

6/15(水)
竹皮拾い研修ツアーを開催しました。
昔から日本人の生活に欠かせないものだった、竹。
竹の皮は食品の包装などに使われてきましたが、国産のものは少なくなっています。
岐阜県可児市の吉田包装店さんからの呼びかけで、昨年からおいでん・さんそんセンターで竹皮拾い・出荷のコーディネートをしています。


ツアーには豊田市内外から4名が参加。可児市の竹林で吉田さん指導の下、竹皮を拾う時のポイントを聞き、実際に拾ってみました。
まず、拾う竹の種類は真竹のみ。竹皮の落ちる期間は6月中旬~7月中旬で、雨の日は落ちません。晴れた日の午前中に拾います。拾った竹皮は、雨が当たらないように注意して乾燥させます。カビたものは買い取ってもらえません。
そして7月末~8月初旬、吉田さんに足助まで買取に来ていただきます。1キロあたり800円前後です。





竹皮を拾うのは、まず入れる竹林がなくてはできません。竹林整備の活動あってこそなのです。
春にはタケノコを掘り、初夏には竹皮を拾う。切った竹を色々なものに利用する。そんな循環の輪が再び広がるといいですね。
昨年はバンブーテント作りにも参加し、竹が身近になってきました。自分たちにもできることを模索していきたいと思います。
(鈴木明日香)