市外
2014.01.11

ドイツで一番幸せな村の村長講演会

1月11日(土)
 長野県下伊那郡根羽村にて、ドイツ・レッテンバッハ村のウィルヘルム・フィッシャー村長をお迎えした「世界で一番幸せな村の村長講演会」が行われました。(主催:NPO法人地域再生機構)


 村の合併によって一時期780名だった人口は580名まで減少し、村にあった学校などの公共施設もすべて統合や売却で無くなり、村からは若者もいなくなり活気もなくなってしまった。そこで村民全員にアンケートを取ったところ、およそ80パーセントもの村民から「合併を解消したい」との意見がでてきたそう。
 「合併する」という法律はあれど「合併を解消する」という法律は無かったため、現村長は市議に話をするためにトイレや食堂で待ち伏せして何度も村の思いを訴えたそうです。1993年、思いが叶い晴れて独立した後は「若者が住みやすく、環境に優しい村づくり」を目標に掲げ、村民自身による新しい村づくりを行ってきました。
 現在は太陽光パネルや薪ボイラーによる自然エネルギーの活用、地域通貨による地域経済の循環、製造業の企業支援、学校や図書館・コンサートホール・礼拝堂・スーパーといった交流の拠点づくりなど、すべて補助金に頼らず自分たちの手で行っているという、なんともすてきな村の話を聞くことができました。
 現在の人口は860名!しあわせな村づくりで多くの若者も定住するようになったそうです。

 講演を聞いて、レッテンバッハ村の「幸せ」の秘密は、地域の中で、皆が自発的にかかわり助け合って自治を行っている事にある気がしました。隣人や子ども達の為に汗を流す事が喜びに、地域の元気に、自身の誇りに結びついている様ですね。(安藤)