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稲武
2019.08.22

台湾からの視察受入れをしました/we welcomed a group of inspectors from Taiwan

8月17日(土)から19日(月)、台湾行政院林業試験所と国立台湾大学からの視察がありました。

さかのぼるは、2017年。名古屋大学国際開発研究科の皆さんが、実地研修のフィールドとして豊田市山村地域を選び、おいでん・さんそんセンターがコーディネートをしました。

その引率をしていた新海尚子教授が、長年に渡り共同研究をする台湾林業試験所の先生にフィールドワークについて紹介したところ、「ぜひ、直接行って、森とのかかわり、取り組み、里山について話を聞きたい」と、視察が決定します。

初日は、おいでん・さんそんセンターの取り組みをセンター長からご案内。レクチャー後、早速質問がありました。特に皆さんが気になったのが、空き家に入る移住者を決める地域面談について。「どんな人が選ばれるのか」「誰が権限を持っているのか」などに興味深々の様子でした。台湾の山村地域はどのような状況かとこちらから質問してみると、「山村部への移住者は10年で数人しかいない」、「親の世代は、子どもが田舎に戻ってくると、なぜ帰ってきたんだと恥じる状況」。皆さん口をそろえて「深刻だ」と言っていました。

翌日18日(日)は、午前中に豊田市里山暮らし体験館すげの里で、新盛里山耕実行委員会の顧問・鈴木智さんから説明を受けました。同日、市民グループが石窯を利用したピザ焼き体験を実施していて、その方たちからピザのふるまいを受けたり、お互いにあいさつを交わして笑顔で交流していました。

午後からは、敷島会館で旭地区の「旭木の駅プロジェクト」について実行委員長・高山治朗さんからレクチャーがありました。プロジェクトの概要もさることながら、ここで皆さんが特に気になったのが「里山」の意味。燃料革命が起こる前の雑木林、萱場、田んぼのある風景だと説明すると、森林自然保全学科の教授が黒板に「生活的森林」とチョークを走らせました。その場にいた全員が納得!という表情。国は違えど同じ漢字を使う者どうし、分かり合えた瞬間でした。

19日(月)は、森林課による現地視察とレクチャー、稲武地区のトヨタケ工業(株)による働き方改革についてのレクチャー、どんぐり横丁で食事をされました。

今回ご案内させてもらったことで、豊田市山村地域の様々な取り組みが台湾で展開される可能性が生まれました。世界に発信できるよう、これからもつながりを大切にしていきたいと思います。(木浦幸加)

we showed them the following project ;

*Oiden Sanson center *Shinmori Satoyama Koh
*Asahi kinoeki system *Forestry division *Donguri studio
*Toyotake co.,ltd.