全域
2018.08.10
2018年セカンドスクール夏フリー版が始まりました


8月6日(月)
2018年のセカンドスクール夏フリー版が始まりました!
セカンドスクールは、子どもたちが普段の生活を離れ、豊田市の山村部で農作業体験や自然体験を行い、多世代の方たちと共同作業を行いながら「生きる力」を育む取り組みです。
6日から始まったのは、稲武地域の「山のこどもになる!3日間」と旭地域の「つくラッセル(旧築羽小学校)」を中心に行っている「山っ子くらぶ」の2つの企画です。
稲武では、虫取りを終えて、ちょうど晩御飯づくりをはじめるタイミングで伺いました。
ホームステイの受け入れ農家のひとつでもある青木ミヨコさんが先生になり、青木さんのご自宅で採れた新鮮な野菜を刻んでいきます。
ゲーム、食事、片付けと、全身を耳にして他の人の言葉を聴いている様子、よく観て考えている様子が印象的でした。
また、「山っ子くらぶ」に伺ったのは、フリータイムで思い思いに過ごしている時間帯でしたが、翌日に行われるお楽しみ会の用意を進めているグループが多く、自分の役を見つけながら、大人も子どもも一緒になって時間をかけて真剣につくりあげていました。今回は早稲田大学の学生さんも参加されています。
前回までの開催で、保護者の方からは「普段は感じられない子どもの成長を感じました」「ひとまわりもふたまわりも大きくなって帰ってきたように思います。」「こうした経験は災害時にも役立つのではないかと思いました。」というお言葉をいただいており、セカンドスクールが、農山村体験のほかにも、”感じる””考える”状況、機会となっているように感じました。
セカンドスクールの夏フリー版は、8月22日(水)までの間、豊田市内の4つの場所を舞台に開催され、学校版は下山地域を舞台に行われます。
(田中)