足助
2020.03.09
農福連携現場 見学


3月5日㈭
食と農専門部会の仲間で「自然農福の力」今枝さんの
圃場で、農福連携の現場を見学させていただきました。
福祉サイドは無門福祉会さんの農業班で、
障害の程度としては生活上のサポートが比較的多く必要な方たち。
思わず笑ってしまうほどの強風でしたが、
皆さんせっせとジャガイモの植え付け作業をされていました。
障がいの特性によって得意な面をうまく引き出すことで戦力となっていくことや、
そこからその人の自信につながっていくことを、今枝さんが嬉しそうに話してくれたのが印象的でした。
7年間福祉事業所で農福連携に取り組み、農業者として独立した今枝さん。
どちらの側もある程度理解した人が増えていき、連携がうまくいくと、農業により面白みが増すと思いました。
誰一人として役に立たない人はいない、ということが実感として伝わってくるな、と。
中山間地域の直面する「農業の担い手不足」「耕作放棄地」問題を解決するための可能性も感じました。(小黒)