10/20(火)
企業の皆さまと、稲武・旭地区の農地・山林をバスで巡る「とよたの山里マッチングツアー」を開催しました。
こちらは、都市部企業さまに農山村資源を有効利用したCSR活動や、人口減少社会を見据えた新規ビジネスについて検討していただこう、という想いのもと当センターで企画しました。

当日は、名古屋市・豊田市・安城市内の14企業17名の担当者さまにご参加いただき、4ヶ所を視察しました。
メニューは、耕作放棄地でブルーベリー栽培を行う(株)杉田組や地域と協力して里山整備を行う住友ゴム工業(株)など、既に企業が事業を実践しているケース。
そして、3年前に廃校となった築羽小学校の校舎・学校林や、拡大する耕作放棄地の現場といった現在問題を抱えるフィールド。
その両者を比較検討いただけるようご用意しました。



参加企業の方からは、「地域と企業の関わり方がイメージできた」、「農山村の現状を実感でき、今後わが社で出来ることを取り組みたい」など前向きな感想を多数いただきました。
天候にも恵まれ、地域の方々にも多くの協力をいただき、企業の皆さまにとって興味深い視察ツアーになったのではないかと感じています。
今後、有効なマッチングが実現することを期待しつつ、引き続き企業さまに積極的な提案を行っていきたいと思います。
参加者の皆さま、ご協力いただいた地域や企業の皆さま、ありがとうございました。お疲れさまでした。(地域おこし協力隊・坂部)