SDGsについて

豊田市は、国際社会が解決すべき「持続可能な開発目標SDGs(エスディジーズ)」の達成に率先して取り組む自治体「SDGs未来都市」に平成30年6月15日に選定されました。

SDGsとは、2015年の「国連持続可能な開発サミット」において正式に採択された国際的な開発目標のことです。
貧困の撲滅や気候変動対策といった、世界の国々が解決すべき課題に関する17の目標と169のターゲットがあります。

設立以来、山村を基軸に、都市とつながり、過疎、環境、教育、食と農など分野を問わず様々な課題に向き合ってきたおいでん・さんそんセンターは、SDGsを見据えた豊田市の2大プラットフォームの1つに選ばれました。

おいでん・さんそんセンターは今後も、いなかとまちをつなぎ、豊かな暮らしを提案することでSDGs達成に向けた取組を広げていきます。

SDGs Good Practice

とよた里山猪肉カレープロジェクトが、SDGsに貢献する活動事例として国連に選定されました。


とよた里山猪肉カレープロジェクト

飲食店経営(株)ワイズ × 猪鹿工房(株)山恵 × 山村地域の高校 足助高校 × 市内の小売店

里山の恵みがカレーに変身し、さまざまな価値につながる。

カレー専門店をフランチャイズ経営する(株)ワイズは「食材がつくられている現場を知ろう」という思いのもと、おいでん・さんそんセンターのマッチングにより社員の農業体験を行っています。そこで里山の課題である獣害に直面し、飲食店のノウハウを活かした地域貢献を決意。ジビエ肉の加工施設を運営する猪鹿工房(株)山恵と共働して「猪肉キーマカレー」「猪肉和風カレー」を開発しました。商品キャラクターの考案や宣伝活動では、足助高校の生徒も力を発揮。さらに、市内の数多くの小売店が販売に協力しました。里山の恵みである猪肉がおいしい商品へと生まれ変わり、獣害対策、ジビエ振典、食文化や観光ビジネスを通した教育など、さまざまな花を咲かせています。

GOAL
2 飢餓をゼロに
4 質の高い教育をみんなに
12 つくる責任 つかう責任
15 陸の豊かさも守ろう
17 パートナーシップで目標を設定しよう
の5つの点で評価されました。

2016年冬
おいでん・さんそんセンターで商品開発会議を開催。以来、試作・試食や宣伝戦略のプランニングなどを幾度となく積み重ねた。

2017年夏
足助高校で商品発表会を開催。市内での一般販売もスタートし、販売実績は2万食以上(2018年12月現在)。

2018年秋
猪肉カレーの取組が、内閣官房・農林水産省主催「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」の優良事例に選定。東京のマルシェやインターネットで販売し、全国に向けてPR。

SDGsについてもっと詳しく知りたい方はこちら



SDGs未来都市とよたコンセプトブック

豊田市役所 SDGs(エス ディ ジーズ)未来都市とよた
https://www.city.toyota.aichi.jp/shisei/juten/1025483.html

外務省 SDGsについてのサイト
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html
国際連合広報センター
https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/